玉の緒会 ブログリレー8

三味線3年目、丸メガネがトレードマークの塩谷です👓️
9月19日に開催された『七代目杵屋和吉襲名披露公演』にて、玉の緒会で『勧進帳』を演奏させていただきました。
今回は、会場である国立劇場にいる間にまとめたホカホカのレポートをお届けします!

【「上手そうな雰囲気」をまとう朝】
今日は朝の着付け&ヘアセットからスタート。丸メガネにはお留守番してもらい、ミカ美容室にてビシッとセットしていただきました。
先輩曰く「上手そうに見えるのも大事」とのこと。確かに、みんなで弾くから客席からは誰の音なのかはわからないんだよな。
だからと言って手を抜くわけではありませんよ。もちろん。(笑)

【ドキドキの会場入り】
その後国立劇場へ。案の定、合流した玉の緒会のみなさま、そして勝くに緒先生から「誰かと思った」の声をいただきました。
楽屋では、写真を撮ったり雑談したりと節度を持ってわちゃわちゃ。と言いつつも、流石に本番前なのでほどよい緊張感に包まれていました。

【いよいよ本番…!!!】
時が来て、いざ舞台へ。回り舞台なので、台に乗ったらぐるっと回ります。遊園地のアトラクションの如く見送られてスタンバイOK。緞帳が上がって、演奏が始まりました。
私はセリ上りで「滝流し」から参加するチームだったので、舞台下の鉄骨を眺めたり、時折先発で演奏する先輩方の背中を見上げたりして時を待ちました。
「舞の合方」に入り、いよいよ出番。ガタン、と起動音が聞こえ、すーっとセリが持ち上がる。徐々に客席が見えてきて、ついに一団に加わりました。
舞台上手のスピーカーからは勝くに緒先生の掛け声。目の前には玉の緒会の仲間たち。特別な空気の中に”いつも通り”を感じ取り、なんだかほっとして、平常心で弾ききった。つもりです。
あっという間だったような、意外と長かったような。そんな本番でした。

【仲間っていいな。今日の総括】
今日1日、いえ、今日を迎えるまでの合同練習も含めて「チーム玉の緒会」の団結力、そして仲間の心強さが印象に残る舞台となりました。
演奏の機会はまだまだたくさんあるので、心強い仲間のみなさまと共に頑張りたいと思います!

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