玉の緒会ブログリレー5

弟子ブログリレー、バトンを受け取りました。
何を書こうか迷いましたが、普段は丸の内で働いているいわゆる丸の内OLが、なぜ長唄三味線を始めたのか、などをお伝えできればなと思います。

私は昨年11月に玉の緒会のお仲間に加えていただき、長唄三味線を始めました。
日本で生まれ育ちましたが、学生生活の長くを海外で過ごし、現在も外資系企業に勤めています。
海外で生活をしたり、外国人と過ごしていく中で、「日本って素晴らしい」と実感することが多く、日本のことをより好きにはなるものの、実際日本のことについて知らないことが多いなと感じていました。と言いながら、社会人になってからは仕事に忙殺され、何かを学んだり新しい活動を日々の生活に追加する余裕がない毎日。
そんな中、コロナ禍で働き方が変わってきたことをきっかけに「何か生活に変化を取り入れたい・新しいことを始めてみたい」と思い、元々興味のあった日本の文化にまつわる和の習い事を始めてみようということで、たどり着いたのが長唄三味線 玉の緒会でした。

「なぜ三味線を、三味線の中でも長唄三味線を選んだの」と家族や友人によく聞かれるのですが、あまり大きな理由がないのが正直なところです。
和の習い事を検索している中で、たまたま玉の緒会のウェブサイトに辿り着き、「三味線って周りにやってる人いないし弾けたら面白そうだな」という本当に軽い気持ちで体験レッスンに申し込みました。
オンラインで簡単に体験レッスン申し込みが完了し、体験レッスンを終え、三味線楽しいな〜と思っていたら、あれよあれよのうちに今を迎えています。
まだまだ初心者で長唄について絶賛勉強中の身ですが、玉の緒会に入ってからとても充実した毎日を送っています。

元々昔から舞台観劇(特に宝塚歌劇)が大好きでしたが、これまではあくまでも舞台に立つ方たちを一方的に客席から眺めていたのみの生活。そこから、規模は違えど人前に立つ経験をするようになり、なんだか不思議な感覚です。

つらつらと書いて参りましたが、今週末7月31日(日)に自由が丘で開催予定の玉の緒会イベント「江戸のセレブリティ 長唄三味線 知る やってみる」に向けて自主練の最終追い込み真っ只中です。今回のイベントで、私は「知る」パートの解説役も担当させていただくため、そちらも必死に練習中。こちらのイベントはまだチケットのご用意のある回がございますので、少しでも興味を持っていただけましたら、是非お気軽にお越しくださいませ。

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