玉の緒会 ブログリレー・3

長唄三味線2年生の塩谷です。3学期を迎え、まもなく3年生になろうとしている段階です。

今回書いてみようと思ったのは、"糸道"について。

勝くに緒先生から「毎日5分でも10分でもいいから三味線に触りなさい!」と言われてからというもの、休日はもちろん、平日なら出勤前や仕事を終えてからの時間、ほぼ毎日練習しています。

というより、三味線を弾かないとソワソワする禁断症状が出るほどの状態なのです。仕事に追われる忙しい日々の中、ただただ無心で黙々と三味線を練習できる時間が、私にとって何よりのリフレッシュになっています。

そんな毎日の中でできてくるのが"糸道"。糸道とは、糸を押さえる左手の人差し指の爪が削れてできるくぼみのこと。最初の頃はうまく糸を押さえられていなかったのもあり全くできなかったけれど、最近はほぼ常に糸道がある状態が続いています。なんだか、三味線弾きの勲章みたいで、そんな人差し指がとても好きなのです。

が、仕事柄、繁忙期が来ると朝から夜まで全く隙のない日が続くこともあります。忙しい日々の中では、三味線の練習にもなかなか手が回らない。

そうなると、人差し指も次第に"一般人の人差し指"に戻ってきてしまうのです。「ああ、楽器に触りたいのに全然余裕がない…」と心まで荒んできます。

でも、繁忙期が明ければまた練習ができるようになり、人差し指の糸道も戻ってきます。「ようやく私らしい私に戻ってきたぞ!」と、心も潤ってくるのです。

気が付いたら、左手の人差し指が忙しさと心の平穏度を指し示すバロメーターになっていたんだな、と思う今日この頃なのでした。今後とも精進いたします!

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